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河本総合防災様インタビュー

防災イベントにご協力いただいている、災害対策の専門家である河本防災様に、お話を伺いました。

会社としての災害対策への取り組みや、地域活動への参加についてご紹介いただいています。

私たちの使命は命や財産を守ること。地域イベントへの協力も、そのうちの一つです。

河本総合防災 東京支店様

河本総合防災様は、防災用品の販売、消防設備の点検、消防設備の改修工事を主に行う、災害対策の専門家集団。

2012年3月22日で50周年を迎えられ、長く日本の防災・減災に取り組んでいらっしゃいます。


Q. この度は防災イベントへのご協力ありがとうございます。
初めに、河本防災様の活動について簡単にご紹介いただけますか?

私どもは、主に防災グッズの販売や消防設備の点検・工事等を行っている会社です。最近はインターネットで防災グッズの販売などにも取り組んではいますが、主なお客様は公官庁や企業になります。

災害対策の企業として、以前から社会貢献には積極的に取り組んでおり、東日本大震災までは消火器を1本販売するごとに、発展途上国へ食糧支援の寄付を行っていました。

震災以降は、より直接的に被害に遭われた方への支援を行えるよう寄付と並行して、例えば被災地の水産加工企業と協力して非常食の開発なども行っています。

非常食というと、どうしてもあまり美味しくない、我慢して食べるものというイメージが先行しますが、被災生活が続くと食欲不振などから健康に悪影響を与えるようになってしまいます。

そこで、一般商品と比べても遜色のない美味しさで、5年間の消費期限を持つ非常食を開発しました。この商品は、NHKの取材を受けるなど各方面から好評をいただいています。


Q. 災害対策の支援として、独自に取り組んでいる事などはありますか?

非常食や水などの防災用品は、必ず消費期限が来てしまいます。しかし、企業の担当者や地域の防災担当の方などが、消費期限をしっかり管理して商品の入れ替え等を行うのは非常に大変な作業です。

私どもでは、消費期限が近づくと事前に入れ替え時期のご連絡をするようにしています。また、消費期限が近い防災グッズを利用して、防災訓練を行う等のサービスも行っています。


Q. 今回イベントにご協力いただけたきっかけは何だったのでしょうか?

震災以降、防災用品への意識は非常に高まっていましたが、一般の方には実際に何をすればよいのか、どのようなグッズを選べばよいのか分かりづらい状況が続いています。

防災のプロとして、自分たちの手で自信をもって紹介できる商品をお勧めしたいという思いはずっと持ち合わせていました。

そうした折に、ANSから防災イベントへの協力の声をかけていただけたのが直接のきっかけです。


私どもの業界は、公官庁や企業向けの事業が多く、一般の方に向けたサービスを行っていないので、地域イベント等への参加はコスト面から難しいケースが多いです。

しかし、自分たちの使命に立ち返った時、地域の方たちと連携した「共助」による災害対策は、人命や財産を守る上で必要不可欠です。共助を進めるためにも、出来る限り協力は行うべきだと考えています。


また、以前は「自分たちから協力している」という意識が残っていたのですが、実際に始めてみると地域の方の声を直接伺うことができ、それが公官庁への提案につながるなどビジネスにも活用できるようになっていきました。


Q. 最後に河本防災様にとって、防災イベントの取り組みへの考え方をお聞かせください。

私どもは、「総合防災企業として何ができるのか」を常に考えています。

いかに災害から人的資産・物的資産を守ることができるか、それを全力でお手伝いさせていただくこと、それが私どもが社会に存在する意義だと考えています。


ご協力、ありがとうございました

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